ザウクロチャット1   

このコーナーでは、もんてんママのクロともんてんにっきを書いているザウルスによ
る、もんてんのことやアートのこと、その他いろいろなことについてのおしゃべりを
ちょっとずつ公開していきます。

—3月のある日のおしゃべり—

●クロさんは、コラボレーションが好き?
ザ;クロさんは、人から“コミュニティ好き”って言われることがあるじゃないですか?
それは、ワークショップみたいにいろんな人と一緒に作っていく作品とかそういうこ
とをしているアーティストが好きってことですか?
ク;そうだね。一人ではできないこと、人との関わりの中でしか生まれない
ようなこと、そういうことの楽しさ、面白さ、人と関わることの楽しさ、煩わしさも
含めて、自分だけでは生み出せないものが好きなんだよね。
ザ;なんでそういうことに惹かれ始めたんですか?
ク;うーん、もんてんの運営を一人でやっていたころ窒息状態になってしまって、これじゃ自分がつぶれちゃうかなと思って、活路を見いだしたかったちょうどそのころに、「小空間ネット」を作ろうと提唱した人がいて、出所進退の違う小屋のいろんな人が集まって、ネットワークできないかって。小さい小屋っていうのは、どこも人・物・金、つまりスタッフ・設備・資金がない。でも、ネットワークを作ることで、備品をお互いに貸し出せるようになったらいいよね、とか、アーティストを海外から呼ぶとかいうことになったら、みんなで負担しあてそれをやるということもあるよね、とかそういう話をしたのね。
ネットワークという言葉に、これまで一人ではやれなかったことに、広がりや可能性がいっぱい見えてきちゃった。ここから、自分の心が開けていったのかな。だから、今でも一人で煮詰まっちゃったり、まずいなって思ったときは、今までの経験から、人と関わることから道が開けるんじゃないかな、と思ってるのね。

●継続することの難しさ
ク;でも、物事って永遠じゃないんだよね。人との関わりができたとしても、そのネットワークが新たなことを生み出していかない限り、つまり新しい自分たちと出会っていかない限り、それも続いていかない。ものごとって継続しなければ積み重なっていけないと思うんだけれども、同じ状態のままでは継続できないんだよね。継続することの難しさがある。継続するためには、継続するための破壊っていうか、崩壊っていうか、壊してはまた作り、壊してはまた作り、、、っていう運動が必要かなって。
ザ;壊すんですか?
ク;壊すっていうか、変容していくのかもしれない。そのままではだめなんだよ。
ザ;わかります。私も、ワークショップを通して作品を作っていくっていう長期的なプ
ロジェクトの中で、それを感じました。プロジェクトの最初で何かが生まれたときは、
“これはなんか面白い!ワクワク!”っていう感じでいたんですけど、それが毎回当たり
前にできてしまうようになると、面白くなくなってきちゃうんですよ。
ク;そう、そう。
ク;それはアーティストやプロジェクトだけじゃなくて、普段の生活する中でもそうだと思うし、運営のありようでもそうだし、生きていくってことそのものがそういうことなんじゃないかなって思うこともあったりして。同じでいるっていうことじゃだめなのかな〜。
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by monnakaten | 2008-04-04 18:23 | ザウクロチャット

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